FAQ・用語集コラム

【業界動向】中小企業向けの新たなSBT認定の申請ルートについて

 2020年4月15日、SBTi(Science Based Targets initiative)は、中小企業向けに、新たな申請ルートを導入しました。これにより、目標検証の手順が簡素化し、認定までに要する時間が短縮化されます。またスコープ3の目標設定については「排出量の把握」と「削減の取組」は求められますが、具体的な定量化は求められないため、申請にかかる負担が軽減されます。

 SBTに参加する企業は世界全体で年々増加し、現在は883 社(2020年6月5日現在)まで拡⼤しています。また、日本企業の取組は2018年度以降、拡大を続け、2019年度は23社が認定を取得し、認定企業数ではアメリカに次いで世界2位となっています。認定企業には、スコープ3排出量の削減を目標に掲げる企業が含まれます。スコープ3はバリューチェーン全体で生み出されるため、このような企業はサプライヤーに対し排出量削減に取り組むことを期待します。すでに日本企業の中でもスコープ3サプライヤーエンゲージメント目標を設定し、サプライヤーに対し削減目標を持つことを求める企業が出てきています。

 そんな中、SBTiはリソースが限られる中小企業に大きな負担をかけることなく、バリューチェーンでの排出量削減について検討することができるよう、これまでより簡素化された手順で申請できる新たな申請手ルートを設けました。これまでなかなか着手に至らなかった中小企業にとってチャンスです!

 今回は、新たな申請ルートについて、通常の申請との違いや申請手順等についてご紹介いたします。

 

【対象】

従業員が500人未満の非子会社の独立企業

 

【特徴(通常申請との違い)】

・コミットする最初のステップと通常の目標検証プロセスを省略。

 →新しい申請書の提出のみでコミット~検証~認定~SBTiウェブサイトでの公表まで自動的に完了できる。

・スコープ3排出量の定量的な目標設定を要求しない。ただし、スコープ3排出量の把握と削減に取り組む必要がある。

・料金の割引→1,000米ドル+税(通常4,950米ドル+税)

 

【申請】

<申請書類>

Science Based Targets Call to Action Target-Setting Letter for Small and Medium-Sized Enterprises Ver.1.0

 

【申請手順】

 1、申請書作成

 2、申請書に記載がある契約条件を確認し署名する

 3、事務局へPDF形式で提出

   提出先 [email protected]

 4、請求書を受領後、支払(1,000米ドル+税/一回)

 

【スケジュール】

・中小企業は7/15以降は通常の申請は不可(※)

 

申請書のダウンロード、申請に関する詳細は、以下のURLよりご確認いただけます。

https://sciencebasedtargets.org/step-by-step-guide/

 

※ 大企業は通常の申請のみ適用。(※なお通常の申請書については4月に一部更新あり。詳細は以下を参照。)

https://sciencebasedtargets.org/step-by-step-guide/

 

<参考>

SBTi

https://sciencebasedtargets.org/faqs-for-smes/

WWF

https://wwf.panda.org/?362371/Small-medium-businesses-science-based-climate-targets

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