近年、地球規模で生じている気候変動が大きな問題となっており、企業を中心とした国際的な動きが活発化しています。世の中の流れを受け、環境への対策を進めようとしても、現状や取り組み方、そもそも何から始めていいか分からないといった声をよく耳にします。
そういった声に応え、弊社では環境に関わる基本的な内容からESG投資、SBT、RE100、CDP、SCOPE(スコープ)1,2,3といった踏み込んだ内容まで、分かりやすく学べるe-ラーニング動画を制作いたしました。
導入編、入門編、実務編の三部構成となっており、主要な内容ごとに動画を用意させていただいておりますので、ご自身で必要な部分を選択し、ご覧いただくことも可能です。日頃の疑問解決にお役立ていただければ幸いです。
※現在制作途中のため、随時更新させていただきます。
01 eラーニングで学べる気候変動対応講座(入門&実務編)
02 気候変動をめぐる世界の動向
03 ESG投資と「脱炭素化経営」
04 CO₂を見える化しよう
05 スコープ1,2,3を知ろう!
06 国際イニシアティブへの対応(SBT,RE100,CDP)
07 サプライチェーン排出量算定の算定方法
08 スコープ1,2 自社の排出
09 スコープ3 カテゴリ1 購入した製品・サービス
10 スコープ3 カテゴリ4,9 輸送・配送(上流・下流)
11 スコープ3 カテゴリ5 事業から出る廃棄物
12 スコープ3 カテゴリ6,7 出張、雇用者の通勤
13 スコープ3 カテゴリ10,11,12 販売した製品の加工・使用・廃棄
本動画は今後に続く入門編、実務編に繋がる内容となっております。
気候変動をめぐり世界の動きが活発化しています。パリ協定では、今世紀末のCO₂排出を実質ゼロにすることが目標に掲げられ、目指すところは気温上昇を2℃より十分低くし、1.5℃を追及することです。他にもRE100やSBTなど企業を中心とした国際的な動きが広がり始めています。本動画はそういった「気候変動をめぐる世界の動向」について紹介します。
世界がパリ協定の目標達成、脱炭素化に向けて動き出す中、気候変動のリスクを自社の経営上のリスクととらえ、脱炭素経営に舵を切る企業が増えています。その大きな要因として挙げられるESG投資とは何か、関連するTCFDやCDPの情報と合わせて、ご紹介いたします。
脱炭素経営として企業がCO₂ゼロを目指すためには、CO₂の見える化、つまりCO₂排出量を数字で把握することが重要になります。自社やサプライチェーンのCO₂排出量、削減の取り組みを見える化することは、企業にとって気候変動リスクの回避とチャンスの獲得につながります。
CO₂排出量の算出には、GHGプロトコルという国際規格にて統一的なルールが設けられています。GHGプロトコルでは、サプライチェーンを3つの範囲に分類していて、それぞれスコープ1、スコープ2、スコープ3と呼ばれています。各スコープが何を対象とするのか、基本的な内容を交えながらそれぞれ解説いたします。
昨今、SBTやRE100、CDPなど国際イニシアティブへの対応が、大企業だけではなく中小企業にも求められつつあります。本動画では、カーボン・マネージメントのサイクルの中で、目標の設定から削減情報開示までの流れを、SBTやRE100、CDPといった国際イニシアティブに沿って説明します。
サプライチェーン排出量の算定には大きく分けて4つのステップがあります。
本動画では、算定目標の設定から対象範囲の決定、スコープ3の各カテゴリの分類の整理、そして各カテゴリの算定という流れに沿って、各ステップの作業内容について説明します。
サプライチェーン排出量は、自社の排出と他社の排出に分けられます。自社の排出にあたるものが、スコープ1とスコープ2です。
スコープ1は、事業者自らによる温室効果ガスの直接排出です。スコープ2は、他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出です。
本動画ではスコープ1,2に焦点を当ててご説明します。
スコープ3カテゴリ1は、購入した製品・サービスです。自社が購入・取得した全ての製品及びサービスが、自然界から資源を採取して、製造、提供される時に発生するGHG排出量を算定します。本動画はカテゴリ1についてご紹介します。
スコープ3には、輸送に関するカテゴリが2つあります。カテゴリ4の輸送、配送 上流とカテゴリ9の輸送、配送 下流です。カテゴリ4輸送、配送の上流、カテゴリ9輸送、配送の下流では、自社のサプライチェーン上の、「他社によって行われる」輸送、荷役・保管・販売に伴うGHG排出量を算定します。本動画はカテゴリ4、9についてご紹介いたします。
スコープ3カテゴリ5は、事業からでる廃棄物です。自社の事業活動から出る廃棄物が、他社で「廃棄」「処理」される際に発生するGHG排出量を算定します。本動画はカテゴリ5についてご紹介します。
「カテゴリ6,7 出張、雇用者の通勤」は自社の従業員の出張、通勤時に使用する交通機関における燃料・電力消費から排出される排出量です。
本動画ではカテゴリ6,7について説明します。
スコープ3カテゴリ10、11、12は、自社が販売した製品が、販売先を経て、最終消費者の手に渡った後、最終的に廃棄されるまでを対象とした、下流のカテゴリです。本動画はカテゴリ10、11、12についてご紹介します。
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