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脱炭素チャレンジカップ CO2の見える化賞を「湖底こううん隊」に贈呈

脱炭素チャレンジカップ実行委員会が主催する「脱炭素チャレンジカップ2020」の表彰式が2020年2月19日(水)、東京大学キャンパス内の伊藤謝恩ホールにて開催されました。

株式会社ウェイストボックスでは、湖底こううん隊(鳥取県)の「『湖底こううん』で底質環境改善 ~炭素循環で生物を守る~」に「CO2の見える化賞」を贈呈いたしました。

 

「脱炭素チャレンジカップ2020」は、次世代に向けた低炭素社旗の構築を目指し、企業・団体・個人などの多様な主体が取り組む地球温暖化防止に関する活動を表彰するコンテストです。今年で10回目を迎え、今回は全国から応募のあった183団体の中から、一次審査を通過した28団体がファイナリストに選出されました。

 

株式会社ウェイストボックスが顕彰した湖底こううん隊は、2014年に米子工業高等専門学校 物質工学科の学生が中心となり、地域住民とともに結成され、鳥取県米子市にある湊山公園内の池の底質環境改善に取り組んでいます。

 

【取り組みの概要】こううん隊の皆様より頂いた活動内容を抜粋してご紹介します。

 

活動当初の池は藻が繁茂し、池の底に堆積してヘドロ状の土壌になっていました。土壌中では嫌気性菌が優占し、景観の悪化や悪臭の発生、さらには二酸化炭素に比べて25倍の温室効果ガスを排出するメタンガスが発生していました。

主な活動は毎月1~2回、湖底をこううんして生物観察や水質、底質を測定し、池の環境改善効果を評価しています。さらに小中学生に向けて教員による環境に関するミニ授業による環境学習を行っています。

こううんの様子

 

ミニ授業の様子

 

こううんは、アルミレーキなどを使用して湖底を激しくかき混ぜることで酸素をヘドロの中に供給し、ヘドロの好気的分解を促す方法です。土壌中の炭素は嫌気的分解が進むとメタンとして放出されますが、好気的分解では二酸化炭素に変換されます。本来メタンとして放出されていた炭素をこううんによって二酸化炭素に変換することで、温室効果への影響が地球温暖化係数として1/25になり、さらに生物による炭素の再利用(炭素循環)が可能になります。

 

 

2014年から2020年までこううんを行ったことで、湊山公園の池は藻の繁茂が減少し、景観が良くなりました。また、メタンガスの抑制や底生生物・魚類の回帰が確認できました。

 

池の底にたまっていたヘドロは3年間で平均3.5 cm減少しました。それに伴いヘドロから発生するメタンガスは約4、200 kg相当の発生を抑制できました。また、ゴカイやシジミなどの底生生物はこううんを開始して2年目まではほとんど確認できませんでしたが、3年目には種類や個体数がとても増加していました。さらに、底生生物が増加したことや酸素などの水質環境も良くなったことから、ハゼやボラ、メダカなどの魚類も増え、生態系が豊かになったことが分かりました。

マンパワーで行う環境改善は「継続」することが重要になります。このため、湖底こううん隊ではこれからも活動を続けていきます。湖底こううん隊の活動が環境に意識を向けるきっかけづくりになれば幸いです。

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