04.ニュートラル
削減活動を進めても、排出量を0にするのは難しいケースがほとんどです。そのような場合、炭素除去による組織のネットゼロ達成、BVCMによる地球全体のネットゼロへの貢献が推奨されます。
組織のネットゼロは、2050年以前のネットゼロ達成に向けて極限まで削減し、どうしても残ってしまう残留排出量を炭素除去で相殺し、組織としてのネットゼロを達成するものです。一方、極限まで減らしていく過程でも排出は続きます。そこで自社の削減を進めつつ、加えて「BVCM:Beyond Value Chain Mitigation(バリューチェーンを超えた緩和活動)」により地球全体のネットゼロに貢献していくこともベストプラクティスとして評価されています。